お客様の質問にお答えします⑰「ペットの手元供養の注意点を知りたい」

Q.「愛犬が亡くなったため、手元供養をしようと思っていますが、同僚に『ペットにそこまでするの?』と驚かれてしまいました…。
しかしペットも大切な家族の一員ですから、きちんとご供養したいです。
また、ペットの手元供養をするなら、どんなものがおすすめですか?」

A.ペットの火葬後、80%近くが返骨を希望。きちんとご供養したいと考えている人が大半です。

現代人にとって、犬や猫などのペットは「家族」であり、「パートナー」でもあります。そのため、愛するペットが亡くなった時の喪失感は大きく、ペットロスになる人も少なくありません。

そうした大切な家族である「ペット」について、近年その「弔い方」も変わり始めています。

例えば、埋葬についても古くは土葬が主でしたが、2021年に実施されたインターネット調査によると83%の人が火葬を選んでいます。
火葬を選んだ約8割の人がご遺骨の返却を希望されており、返却されたご遺骨は「お墓」「霊園」「納骨堂」「散骨」など様々な方法でご供養されています。

その供養方法の一つとして近年注目を集めているのが「ペットの手元供養」です。

 

A.ご遺骨を埋葬せず、自宅に置いてご供養する「手元供養」。
身近でご供養しながら、ゆっくりと悲しみを癒すことができます。

「手元供養」とはご遺骨の一部または全部を別の場所に納骨せず、小さな骨壺やアクセサリーなどに入れてご供養する方法です。

身に着けたり、寝室やリビングなどに置いて毎日ご供養することができるので、愛するペットのそばにいることができ、ペットの思い出に包まれながら悲しみをゆっくりと癒すことができます。

「目の前に手元供養品があるとなかなか忘れることができなくなるのでは?」と心配する人もいますが、無理に忘れるのではなく、ペットと過ごした愛しい日々を思いながら、薄皮を剥ぐように悲しみを良い思い出に変えていく方がペットロスが長引かないとも言われています。

もう一つの注意点は「管理が出来なくなったあとのご遺骨の行き先」です。
飼い主にとって大切な家族であっても、他の人にとってはそうでないことも少なくありません。

ペットのご遺骨の行き先については墓地埋葬法に触れることはありませんが、周囲に迷惑をかけないよう、将来の行き先もあらかじめ決めておくと良いでしょう。

 

A.ペットの手元供養品はお部屋に置いても違和感のない、
かわいらしいデザインのものが豊富。

ペットの手元供養品として代表的なものはミニ骨壺でしょう。

骨壺と言ってもリビングに置いても違和感のないデザインのものがほとんどで、それにペットの写真を飾ったり、可愛らしい花を添えるだけでも素敵な供養壇になります。

アクセサリータイプの手元供養品もペンダントやネックレス、指輪、ブレスレットなど様々な種類のものがあります。

ぬいぐるみタイプの手元供養品やスタンドタイプの手元供養品もあります。

ペットの個性を一番よく知っている飼い主さんが、愛するペットにぴったりの手元供養品を選んであげてください。

 

 

 

 


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