ブログ — 永代供養
お客様の質問にお答えします㉒「墓じまいをして自宅墓にしたいけど、自宅墓を部屋に何個も置くのってどうだろう?」
Q.「墓じまいをしましたが、新しいお墓や納骨堂を購入する予定はありません。自宅墓にご遺骨を分骨して入りきれない分は散骨にしようと思っていますが、埋葬数分だけ自宅墓を用意するのはちょっと無理かなあ」
A.墓じまいは“=ご遺骨の引っ越し”。
墓じまいをする前に取り出したご遺骨をどうするかを考えておきましょう。
核家族化や供養のニーズの多様化などにより、近年墓じまいをする人が増加しています。
墓じまいとは、お墓の中に収納されているご遺骨を取り出し、墓石を撤去して更地にし、墓所を墓地の管理者に返還すること。
しかしお墓をしまったらそれで終わりではなく、取り出したご遺骨のお引越しをする=改葬(かいそう)までが1セットとなります。
墓じまいで取り出したご遺骨の改葬先としては
●新しいお墓
●新しい納骨堂
●永代供養墓
●合祀墓
●散骨
●手元供養・自宅墓
などが一般的に選ばれています。
しかし、どのようなところを選ぶべきなのか。分かりにくいですね。
次の納骨先の選び方の基準は
「ご遺骨は何個あるのか」
「予算はどれくらいか」
「ご遺骨を埋葬後、だれが管理・供養をするのか。将来まで管理・供養してくれる人がいるのか」
「お参りは誰がするのか。どのくらいの頻度でお参りしたいのか」
「ご遺骨をどれくらい残すのか」
「供養はどのようにしてほしいか」などとなります。
その中で
「お墓参りに行く負担を減らしたい」
「供養は家族の手できちんとしてあげたい」
「費用はできれば安価な方がいい」と考える方に選ばれているのが「手元供養」や「自宅墓」です。
A.墓じまいで取り出したご遺骨の場合は、
近親者のみを自宅供養するのがおすすめ。
お問合せの方のように、墓じまいで取り出したご遺骨がたくさんある場合はすべてのご遺骨を自宅供養するというのは現実的ではありません。
自宅墓はコンパクトではありますが、家に何個も置くのはおすすめできません。家に置く自宅墓の数は多くても2~3個までに抑えた方が良いでしょう。
また、写真も飾るわけですから、出来るだけご両親やご兄弟などの近親者のご供養の方が良いでしょう。
しかし、それ以外のご先祖様のご遺骨はどうすればよいのでしょうか。
実はそのような場合、残ったご遺骨の納め先として、「樹木葬」や「合葬墓」「散骨」が選ばれています。
「複数のご遺骨を少しずつ入れて収納したい」という方もいますが、ご遺骨が管理できなくなった場合、いずれは別の埋葬先に移すことになります。混ぜてしまうとどなたのご遺骨か分からなくなり、改葬(ご遺骨の引っ越し)ができなくなることもあります。
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残ったご遺骨のサポートプランも用意しています。
その魅力は
【コンパクトサイズ】
B5程度のコンパクトサイズのお墓で場所を取りません。
【安価】
「おくぼ」は墓石、2寸壺、ステンドグラスの写真立てを全てセットにして税込90,000円。
【手軽】
ご遺骨を分骨してそのまま納骨できます。お墓に行く必要がないので手軽にお参りできることも魅力のひとつです。
【おしゃれ】
骨壺に御影石の墓石をかぶせ、ハンドメイドのステンドグラスの写真立てをセットするインテリアのようなおしゃれな自宅墓です。
しかも残ったご遺骨については「永代供養」と「散骨」の2つのセットプランもご用意しているので安心です。
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お客様のご質問にお答えします⑨残ったご遺骨、永代供養と散骨どちらがいい?
Q.母のご遺骨をおくぼに分骨しますが、残ったご遺骨の行き先に悩んでいます。
私は「散骨」、兄は「永代供養墓」が良いと考えています。実際はどちらの方が良いのでしょうか。
A.散骨も永代供養も、どちらもメリット、デメリットがあります。
おくぼで分骨した後、残ったご遺骨については、お墓、納骨堂、永代供養墓、散骨、自宅供養など、何らかの方法でご供養をする必要があります。
その中でも人気を集めているのが永代供養と散骨です。
もちろん、永代供養にも散骨にもメリット、デメリットがあり、どちらが良いとは言えません。
それぞれのメリット、デメリットをきちんと理解したうえで、ご家族のご要望に合った葬送方法を選ぶことが大切です。
●永代供養
誤解されていることも多いのですが、永代供養とは「お墓」や「納骨堂」といった埋葬・安置の方法ではなく、“墓所の管理者が家族・親族の代わりに、永代にわたって供養・管理を行う”供養・管理のスタイルのひとつです。
その中で永代供養墓は「霊園や寺院などの墓所の管理者が、遺族に代わって供養・管理をしてくれるお墓」のことを指します。
●永代供養のメリット
・お墓や納骨堂の後継者がいなくても安心して申し込むことができる。
・お墓を管理する人がいなくても、お墓が無縁仏や荒れ放題になる心配がない。
・最初から合葬する場合、墓石を使わないため一般のお墓より価格が安価。
・管理もお任せできるため、清掃などの手間がかからない。
●永代供養のデメリット
・多くの場合すぐに、または一定期間経過後にご遺骨が合葬墓に移され、縁のない方と一緒に合同で埋葬される。
・一度合葬墓に入れると二度と取り出すことはできない。
・墓石を設置しない永代供養の場合、合同の礼拝所に手を合わせることになる。
・お寺で永代供養をお願いする場合は「永代供養料」が加算され、価格が高額になることもある。
■散骨
散骨とは、ご遺骨をパウダー状にし、海や山または宇宙空間などに撒いてご供養する自然葬のひとつです。
歴史的に見ても、また世界を見渡しても、散骨は珍しい葬送方法ではありませんが、わが国では一般的ではありませんでした。
しかし、近年では様々な事情で散骨を選ぶ人が増えています。
●散骨のメリット
・委託海洋散骨などは5万円以下で実施することもでき、価格が安価。
・海や山などの自然にすばやく還ることができる。
・生前の思い入れのある場所に眠ることができる。
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